マタイ3:11

□ 聖霊の炎が下ってきたら、見えない目が開き、霊の目が開かれます。
そして、罪は何か、義はなにか、裁きが何かをはっきりと教えます。
弟子たちに聖霊が火の火が下って来ました。

マタイ3:11
11、私は、あなた方が悔い改めるために、水のバプテスマを授けていますが、私のあとから来られる方は、私よりもさらに力ある方です。私よりもさらに力のある方です。私はその方のはきものを脱がせてあげる値打ちもありません。
その方は、あなた方に聖霊と火のバプテスマをお授けになります。

□ この御言葉に後半に「聖霊と火」と書かれてあります。イエス様は聖霊の火を持って、あなたの「殻を焼く」ことを言っています。

バプテスマとはどういう意味ですか。「復活を目的として殺す」ということです。クリスチャンになる時、水のバプテスマを私たちは受けました。今度は、聖霊と火のバプテスマです。火とは何ですか。イエス様の十字架の勝利です。
イエス様の十字架は神様から火で罪が焼かれること、イエス様はこの全てに勝利した。この勝利を聖霊様によって与える、これが聖霊と火のバプテスマの意味です。

聖霊様は火のように私たちに下って来ます。

□ 私の内面の「殻」を焼いてもらわなければなりません。
私たちに取り付く悪魔悪霊、そして罪を焼いてもらわないと目が開かれません。

聖霊様は火のように下ります。
死からの勝利を持って下ります。
そうすると、みなさんの「殻」は焼かれます。
古い罪が焼かれるのです。
瞬間的に消え去る。
一瞬に見えるものがあります。
何ですか。神様が人を通して語った御言葉です。人とは旧約聖書では、創世記から出エジプト記、レビ記、民数記、申命記はモーセが書きました。新約聖書は、ルカの福音書と使徒の働きはルカが書きました。ルカは医者でした。マタイの福音書はマタイ、マタイは収税人でした。後半は主にパウロが書きました。その御言葉を読むならば、神様の祝福があなたに及びます。それは、聖霊様が今まで見た事もないものが全部分かるように導びくからです。
それは、学者のように分かるということではありません。私たちは、学者にある必要もありません。

父なる神、子なるイエス様、聖霊様の三位一体の神様から大いなる祝福を受けます。そして、信仰の目が開かれて、御言葉をそのまま信じ、信じる力が養われるのです。

□ イエス様は7つの目を持っていました。2つではない。
7つの目とは7つの霊であると書かれています。

黙示録5:6
6、さらに私は、御座 ― そこには、四つの生き物がいる。― と、長老たちとの間に、ほふられたと見える子羊が立っているのを見た。これに七つの角と七つの目があった。その目は、全世界に遣わされた神の七つの御霊である。

ゼカリヤ3:9
9、見よ。私がヨシュアの前に置いた石。その1つの石の上に7つの目があり、見よ、私はそれに彫り物を刻む。 ― 万軍の主の御告げ。― 私はまた、その国の不義を1日のうちに取り除く。

イエス様は7つの目を持っていたと書かれています。2つではありません。7つの目とは7つの霊だと思います。

ゼカリヤ書に、一つの石と書かれているのは、イエス・キリストの象徴です。
イエス様は石です。石は主です。
この石の上に7つの目がある。1日のうちに罪=不義を取り除く。と書かれています。
イエス様は十字架にかかって1日のうちに罪を取り除きました。そして、神様は下って来て聖霊様が歩く道を開かれました。

この預言は2000年前に成就しました。
黙示録に大いなる贖いを遂げた子羊イエス様は、7つの目を持っていました。7つの目が1日にして罪を取り除く、7つの目、7つの霊はどういうことでしょう。

イザヤ11:1~5
1、エッサイの根株から新芽が生え、
その根から若枝が出て実を結ぶ。
2、その上に、主の霊がとどまる。
それは知恵と悟りの霊、
はかりごとと能力の霊、
主を知る知識と主を恐れる霊である。
3、この方は主をことを喜び、
その目の見るところによって裁かず、
その耳の聞くところによって判決を下さず。
4、正義をもって寄るべのない者を裁き、
公正をもって国の貧しい者のために判決を下し。
口のむちで国を打ち、
くちびるの息で悪者を殺す。
5、正義は腰の帯となり、
真実はその銅の帯となる。

□ 神様の知恵が入れば、みなさんは、善悪の区別が出来るようになります。
神様の悟り、悟りというのは、分かった!という瞬間です。その時にあなたが変わる時です。瞬間に変わります。

悟りを開くとはそういう意味です。

霊の目を開いて下さいと祈りましょう。神様の知恵を与えられ、悟りを与えられて、神様の深さを思いやることが出来るということです。神様の力を与えられて、もっともっと主がどういうお方であるかが分かる、神様の前に恐れを持つこと、それが霊の目です。ここ開かれるということです。

みなさんは熱心に神様の知恵を求める必要があります。
真理を熱心に求める必要があります。

聖霊様が働いたら、御言葉は開きます。
御言葉の中にある知恵、命をあなたに悟らせます。
そうして、あなたの霊の目が開かれます。

□ 人間の知恵で神様を知ることは出来ません。
神様の知恵とは、焼かれなければなりません。

聖霊様は助け主、聖霊様は火と聖霊のバプテスマを施します。
すなわち、みなさんの「殻を焼く」
そして、「人間的な知恵を焼く」
「人間的な善悪を焼く」
そして、神様の正義、清さ、そして、神の愛を悟るのです。
瞬間的に変わります。

□ みなさん「聖霊様を待ち望んで下さい」
聖霊様は7つの霊です。
知恵の霊、悟りの霊、知識の霊等です。
弟子たちに聖霊が下った時、炎のように現れて留まったと書いてあります。
それだけではありません。「殻を焼いた」のです。

ですから、知恵を与えられて、大胆に語れるようになり、それだけではなく、力が溢れてきました。癒されました。解放されました。誰も止めることが出来ません。

弟子たちは、むち打たれても、牢獄へ繋がれても、彼らは黙らなかった。むしろ、人に従わない、神に従うべきだと、みなが、神はいないと言っても私は、「いる」と宣言しました。

□ 神は生きておられます。弟子たちは、私のような愚かな者とか、私のようなダメな者だからと言ったでしょうか。そうではない、大胆にイエス様を証ししました。神を信じようか、信じまいか、相手が何を言おうと聖霊様から悟らされたのです。

イエス・キリストは救い主です。
イエス・キリストは生きて今も働いています。
あなたがイエス・キリストを呼ぶならば、神様が責任をとって下さる。
これが「霊の目が開かれる」と言うことです。

□ 罪というのは、あなた方が信じないから、罪は道徳的な罪もそうですが、
御言葉を信じないのが罪です。

アダムとエバも御言葉を信じなかったから、追い出されました。
クリスチャンでも、御言ではなく。神学を信じる者は沢山います。御言葉を信じないで、何を信じるのですか。聖書は神様の言葉、ですから無条件に信じるのです。

ですから、罪とは、信じないことです。

イエス様が癒すと言われたら癒します。
私は、どれだけ多く、聖霊様に癒されたことでしょうか。
死人をよみがえると言えばよみがえります。
アフリカのカジマ牧師の祈りによって、次々と死人をよみがえらされています。
しかし、イエスの御名で癒されよ、と信仰を持っていやされるのです。

□ アメリカで兄弟が亡くなられました。アメリカは土葬なので、二つの棺を葬ろうとした時に、聖霊様が牧師に「弟はよみがえる」と語りました。牧師は起きるようにとイエスの御名で命じました。すると、弟はよみがえりました。そこに居た家族、知人はどうして弟だけがよみがえり、お兄さんは死んだままなのかと文句を言ったのです。牧師は一言、聖霊様がそう言われました。聖霊様の意図がどこにあるのかは、私も分からりません。聖霊様がしたことで私がやったのではありません。人間的な考えはここに入れはいけません。と語りました。

誰が何と言おうと、事実は事実、家族は、驚きながら、主を信じる者になりました。

イエス様が弟子を選びました。そこで、こう語りました。
マタイ4:18~23
18、イエスがガリラヤ湖のほとりを歩いておられた時、二人の兄弟、ペテロと呼ばれるシモンとその兄弟アンデレをご覧になった。彼らは湖で網を打っていた。漁師だったからである。
19、イエスは彼らに言われた。私について来なさい。あなた方を、人間を取る漁師にして上げよう。
20、彼らはすぐに網を捨てて従った。
21、そこからなお行かれると、イエスは、別のふたりの兄弟、ゼベダイの子ヤコとその兄弟ヨハネが、ゼベダイと一緒に舟の網を繕っているのをご覧になり、二人をお呼びになった。
22、彼らはすぐに舟も父も残してイエスに従った。
23、イエスはガリラヤ全土を巡って、会堂で教え、御国の福音を宣べ伝え、民の中のあらゆる病気、あらゆるわずらいを直された。

ここの御言葉22節は多くの人々がつまずきます。
父も捨ててとは、家族を捨ててと、イエス様は、非情なお方だと思う人は沢山います。
それは人間的考えです。兄弟、両親を捨てて、私に従って来なさい。神様は、本当の愛を見せようとしています。兄弟、家族を捨てて行くことを話しているのではない。何が一番重要なこととするかなのです。それは、神様が第一です。第一に神様を信じ、従うなら、兄弟、両親は自ずとイエス様の愛の中で一緒です。

御言葉に隠されている深い意味を、聖霊様から知恵を頂いていれば真理は分かります。

イエス・キリストを信じたら、天国へ連れて行かれます。永遠の天国で生きるのです。ですから、夫は妻に、妻は夫に、兄弟は兄弟で同士で、あなたを愛します。イエス様が私を愛しておられるから、あなたを愛します。

単純な真理です。

□ 罪とは何ですか。御言葉を信じない事です。
御言葉を体験しないからです。
御言葉が知恵となしないからです。

主よ、御言葉を信じさせて下さい。御言葉を通して神様のわざをさせて下さい。

大きな試練がやって来る時があります。私も同じです。

ヤコブ1:12
12、試練に耐える人は幸いです。耐え抜いて良しと認められる人は神を愛する者に約束された、いのちの冠を受けるからです。
Ⅰペテロ1、7
7、信仰の試練は、火を通して精錬されてもなお朽ちていく金よりも尊いのであって、イエス・キリストの現れる時に称賛と光栄と栄誉に至るものであることが分かります。

ヤコブ2:18~26
18、さらに、こう言う人もあるでしょう。「あなたは信仰を持っているが、私は行いを持っています。行いのないあなたの信仰も、私に見せて下さい。私は行いによって、私の信仰をあなたに見せて上げます。」
19、あなたは、神はひとりだと信じています。立派なことです。ですが、悪霊どももそう信じていて、身震いしています。
20、ああ愚かな人よ。あなたは行いのない信仰が虚しいことを知りたいと思いますか。
21、私たちの父アブラハムは、その子イサクを祭壇に捧げた時、行いによって義と認められたではありませんか。
22、あなたの見ている通り、彼の信仰は彼の行いと共に働いたのであり、信仰は行いによって全うされ、
23、そして、「アブラハムは神を信じ、その信仰が彼の義とみなさされた。」という聖書の言葉は実現し、彼の神の友と呼ばれたのです。
24、人は行いによって義と認められるのであって、信仰だけによるのではないことが分かるでしょう。
25、同様に、遊女ラハブも、使者たちを招き入れ、別の道から送り出したため、その行いによって義と認められたではありませんか。
26、たましいを離れたからだが、死んだものであるのと同様に、行いのない信仰は、死んでいるのです。

□ 私たちは「神の義」について良く知っておく必要があります。
神の義、神の正義、真理の御言葉、御言葉の正義です。これらは御言葉が神の国で通用します。

信じて行わないなら、死んだ信仰だと書いてあります。敵を愛しなさいとも書いてあります。
神様を愛することが出来るならば、敵を愛することが出来ます。
行為があって、信仰があります。

理論はだれでも言うのです。
信仰があるということは、御言葉を信じることです。
愛しなさいと言われるならば、愛するのです。
自分の考えはそこにはありません。
神様の言葉は絶対ですから、自分の考えを入れたなら御言葉は、神学か、間違った自分流の解釈となります。
聖書は聖書、神の言葉です。それ以外を入れてはいけません。

悪霊どもは、そこに注目しているのです。
御言葉を人間の解釈にさせるのです。

悪霊はその心の中に入ります。あなたの心の中に住み着きます。
悪霊は7つの霊を持っています。

ルカ8:1
1、その後、イエスは、神の国を説き、その福音を宣べ伝えながら、町や村を次から次に旅をしておられた。十二弟子もお供をした。
2、また、悪霊や病気を直していただいた女たち、すなわち、七つの悪霊を追い出して頂いたマグダラの女と呼ばれるマリヤ、

マタイ11:24~26
24、汚れた霊が人から出て行って、水のない所をさまよっていながら、休み場を捜しています。一つも見つからないので、『出て来た自分の家に帰ろう』と言います。
25、そこで、出かけて行って、自分よりも悪いほかの霊を七つ連れて来て、みな入り込んでそこに住み着くのです。そうなると、その人の後の状態は、初めよりもさらに悪くなります。

□ 神様が7つの霊を持ってきたら、悪魔も7つの霊を持ってきます。

悪霊が入ると、私たちの霊がつぶれる、見えなくなってくるのです。
天国が分からなくなり、神様が分からなくなります。
愛が何か分からなくなります。
この世のしか見えなくなる。
物質的で偶像的で、淫乱で肉的になっていく。
悪霊はどのようにして入るのですか。
肉的にさせていく、それは脳から入る。
神様の霊は私が、聖霊様来て下さいと待ち望まないと来てくれません。
何故ですか。聖霊様は人間の自由意志を尊重しておられるからです。

悪霊は今まで、あなたを支配してきましたから、あなたの王様のように振舞ってきたのですから、支配権を主張します。
悪霊はあなたが来て下さいと言わなくても入ります。
相手を尊重しないのが、悪魔悪霊どもです。

神様と根本的に違うのは“そこです”

すきあらば入る。すきあらば入ります。
私は悪魔悪霊どもは来て下さいと言わなくても、入るのです。

悪魔悪霊どもは、神様を信じているクリスチャンを恐れているから、常に崩そうとして戦略を立てています。

最後に、素晴らしい人生だったと思える、生き方を目指しましょう。