聖霊様の超自然的なみわざ、アルゼンチン・リバイバルの報告

 

 「アルゼンチンへ行きなさい」と云う声が聞こえました。一瞬驚いて「アルゼンチンへ行く?どうしてですか?」これが全ての始まりでした。3年前の出来事でした。

 昨年の11月、成田空港からアルゼンチンへ向かいました。アナコンディア師(以下A師)の伝道集会に参加する為です。ブエノスアイレス現地でのA師の伝道集会は広い空き地を使って行われていました。

 霊的戦いはまず賛美からです。賛美チームが先頭になり、悪霊軍に対して聖なる賛美で激しく攻撃をかけます。かなりの時間を要した後、「霊的環境が整えられ」A師のメッセージに移ります。またメッセージと同時に「とりなしの祈り・ミニストリーチームのテント」でも、地を揺るがす激しい祈りが開始され、涙を流しながら人々の解放を祈り、A師を支えていました。

 メッセージが終わると、A師はすぐさま、悪霊の陣営にイエスの御名による「攻撃」の開始です。「悪霊を叱りつけ縛る命令」をします。激しい戦いが続くと、その影響下に置かれた人々に、叫び声や、震え出すと云った現象を起こさせます。アッシャーによって「解放のテント」に運ばれたそれらの人々は次に「解放のミニストリー・カウンセラーチーム」により、決定的な解放を受けます。テントの中で束縛から解放され、自由の身となった兄弟姉妹達に、近隣の教会が紹介され、キリストにある新しい人生が歩める様に適切なフォローアップが成されます。そのため地域教会がこぞって協力体制をとっています。また一方では、「癒しのミニストリーが」A師によって同時進行で行われています。私たちの目の前で、車椅子の幼い少女が歩き出し、感動的でした。

 さてこの国のリバイバルの起源は、アルゼンチンの人々が失望と絶望に陥った1980年代に、神は無名であったネジ工場の社長A師を選び出し、伝道者として立たせ、失望から希望へ、希望は失望に終わらないことを伝え続けたのです。多くのクリスチャンの叫びと教会の祈りにより、ただ神の憐れみによって、神の時と神の方法によってアルゼンチンにリバイバルがもたらされたように、日本にもその時が来ています。

 今回の現地訪問で学ばされたことは、A師の謙遜、リバイバル聖会で現わされる「父なる神の愛」「イエス・キリストの福音」「聖霊様の超自然的なみわざ」「悔い改め」と云う単純なメッセージです。「どこをスライスしても、「愛!愛!愛!」なのです。これこそリバイバルの秘訣と思わされました。