2016年2月7日 礼拝メッセージ
心を尽くして神を愛する マルコ12：28～34
先週は「良きサマリヤ人」を通して、イエス様が言われた言葉の全体像を語りました。今週と来週はイエス様が語られた二つの御言葉をもっと深く掘り下げていきたいと思います。
主イエス様は、『心を尽くし、思いを尽くし、知性を尽くし、力を尽くしてあなたの神である主を愛せよ。』と語られました。
神様は、私たちが神様を愛する存在であるように人間を創造されました。
人間は、創造の初めに、この目的のために造られました。
天を創造され、手の上に置かれている三位一体の神様は、究極の愛なるお方です。
私たちは、『イエス様が示された愛を』追及して、人間として役割を果たす者でありたいと思います。
私たちは、神様の愛を追い求め、実現していく者です。
あなたの内側に住まわれている聖霊様と共に求めていきます。聖霊様なしにはこの『霊の領域に入ることは出来ません』。
主の臨在の中で、自分を高めて、本来あるべき姿になっていくことです。
アーメン
霊的礼拝における霊的賛美が「敵＝悪魔悪霊ども」を後退させる武器であることを私たちは学び、訓練をします。
礼拝はイエス・キリスト様が主権者です。この主権者が聖霊様を通して、臨在ある賛美をかもし出すのです。
イエス様が毎週の礼拝を見ておられます。
礼拝の中で賛美をしますが、
賛美の中で聖霊様の臨在が現れます。
ですから、賛美は非常に大切で重要な役割を持っていることを知ってください。
Ⅰコリント14：13
13、ではどうすれば良いのでしょう。
私は霊において祈り、また知性のおいても祈ります。霊において賛美し、また知性においても賛美します。
エペソ5：19
19、詩と賛美と霊の歌とをもって、互いに語り、主に向かって、心から歌い、また賛美しなさい。
聖霊様の動きは毎週違うことを覚えたいと思います。
その理由は、あなたの今週の歩みは先週の歩みとは違っているからです。牧師はその違いを鋭くキャッチしていなければならない役目が与えられています。教会が臨在で満たないと、世に光を灯すことが出来ません。それほど、賛美は重要なのです。
霊的賛美をするためには、イエス様が語られた二つの戒めを身に着けることなのです。
第一は、心を尽くし、思いを尽くし、知性を尽くし、力を尽くして神である主を愛すること。
第二は、あなたの隣り人をあなた自身のように愛せよ。
この二つです。
今日は、第一の「心を尽くし、思いを尽くし、知性を尽くし、力を尽くして神である主を愛すること。」
ここを学びます。
マルコの福音書からです。
先週は「良きサマリヤ人」の中で語られましたが、今日はマルコから見てみます。
28、律法学者が一人来て、その議論を聞いていたが、イエスが見事に答えられたのを知って、イエスに尋ねた。「全ての命令の中で、どれが一番大切ですか。」
29、イエスが答えられた。「一番大切なのはこれです。『イスラエルよ聞け、我々の神である主は、唯一の主です。
30、『心を尽くし、思いを尽くし、知性を尽くし、力を尽くして、あなたの神である主を愛せよ。』
31、次にはこれです。『あなたの隣人をあなた自身のように愛せよ。』
この二つより大事な命令は、ほかにありません。
32、そこで、この律法学者は、イエスに言った。「先生。その通りです。『主は唯一であって、そのほかに、主はない。』と言われたのはまさにその通りです。
33、また『心を尽くし、知恵を尽くし、力を尽くして主を愛し、また、隣人をあなた自身のように愛する。』ことは、どんな全焼のいけにえや供え物よりも、ずっとすぐれています。
34、イエスは、彼が賢い返事をしたのを見て、言われた。「あなたは神の国から遠くない。それから後は、誰もイエスにあえて尋ねる者がなかった。
律法学者は、イエス様を試す目的で質問しました。
イエスという男はどう答えるか。その答えいかんによれば、攻撃の材料がまた増える。そういう魂胆があったのです。
イエス様は律法に精通していましたので、この御言葉を引用されて答えたのです。
申命記6：4～5
4、聞きなさい。イスラエル。主は私たちの神、主はただ一人である。
5、心を尽くし、精神を尽くし、力を尽くして、あなたの神、主を愛しなさい。
この時代は、旧約聖書しかありません。
『主はただ一人である。』イエス様が生きていた背景は、ヘブライズムの世界観の中で生活していました。ヘブライズムは『主はただ一人である。』これが生活の基本であり、すべての物事はこの基本から離れることはありません。
ヘブライ文化です。私たちは、日本の文化の上に生きていますが、全世界の人々は、「主は一人である」という文化を受け入れる必要があることを知ってください。
『主はただ一人である。』しかも三位一体の神様です。
創造主なる神、アバ父、イエス様、聖霊様です。
第一番目 ― 心を尽くして神を愛する。
最も重要な戒め。何よりも大切な戒めです。
神様の御心を知り、その御言葉の意味を自分の生き方にする。みなさんの実践する姿こそが、すべての人々に影響を与えます。
この最初の戒めが、あなたの生き方になっているかどうか。あなたは影響力がある人です。
みなさんは聖書を読んでいますね。
その姿は家族に影響を与えます。先週は、何よりも大切にすることは神様です。その次は家族であるとお話しをしました。家族がイエス様を知り、救われるように祈りましょう。あなたの姿を見て、『おや、最近のお父さんは、お母さんは最近変わったな～』と云う印象を与えるならば、素晴らしいです。
3月26日にミラクル集会が開かれます。
金 宙完牧師が来られます。先生はハーベスト神学校の学長をされていました。
私は60才で3回目、京子先生は56才で2回目の学び舎に入りました。
多くの牧師は、何故そんなに神学校に行くのかと言われたことがありました。
牧師の証しです。
年を取りますと、「御言葉の深み」とい云うか、「奥義」をもっと知りたいという思いにかられるのです。牧師と京子先生は、そういう飢え渇きがすごく強くあるのです。金 宙完先生が、二人で10万円の入学金でいいよと言ってくださり、感謝にも学び舎で3年間過ごすことになりました。教会を持っていましたから、授業が長くなると、途中で走るようにして教会へ戻りました。授業中に何か問題の電話がかかってくると、途中で横須賀まで行ったこともありました。
今の私があるのは、東京第一キリスト教会主任牧師の、金 宙完先生のおかげです。私の健康のために特別に大事にされて、祈って頂いていました。イエス様は金先生を通して働いてくださいました。私は病気を沢山してきましたので、いやされると本当に腫を賛美し、喜びがあふれていました。
また、毎月、世界の一流の講師が来られて、メッセージとミニストリーで祈って頂きました。帰りは疲れ果てて、小田急の電車に乗るのですが、新宿駅で席取りに誰よりも素早く射止めるのは、京子先生でした。飴をなめながら、寝入ってしまって、東海大学駅前を通り越してしまったことが一回ありました。
大嵐の日に、雷がすぐそばに落ちて、坂を傘を持って自転車で坂を登るのですが、東海大学と東海大学前の駅からは、急な坂になっていました。傘が壊れてびしょびしょになって坂を登りました。東海大学の道に深くくぼんでいた所がありました。そのくぼみは雨で冠水していますので分からないのです。京子先生はそのくぼみの中に自転車ごと突っ込んで、びしょびしょになって帰ったこともありました。その時に雷がすぐそばで落ちました。すごい音でした。
3年生になりましたが、私たちは、7月にこの清水の地に来ましたので、学ぶ資料を送って頂き、東京の学校に送っていました。卒業論文は、２年前から書き始めていました。毎日一行でも書くということを義務として課していましたので、清水に来て、相手はブラジル人とペルー人で、彼らの文化が分からず、本当に苦労しましたが、卒論を書くことは毎日していました。270ページに及ぶもので、世界のリバイバルと日本のリバイバルを書きました。もっと時間が欲しかったのですが、提出期限になって終わりました。卒業式は3月だったのですが、震災がありましたので、6月にして、晴れて三角帽子をかぶりました。その写真がありますので、あとでお見せします。
特に、「世界のリバイバル」を研究しました。歴史の中で起こったリバイバルは、祈りが何よりの重大な役目を果たしたことと、聖霊様が大きく天の門を開いて下さり、偉大なリバイバルが起きたことを研究しました。
愛するみなさん
御言葉を学びましょう。
そのために、御言葉を読みましょう。
また、いついつも、聖霊様を求めましょう。
聖霊様の臨在を分かろうと祈りましょう。
聖霊様の臨在がない礼拝はあり得ない。と飽きるほど語ってきました。私たちの教会は、礼拝のはじめに、賛美を次々と歌いますが、聖霊派の教会はみな同じです。
聖霊様は、何よりも賛美を喜ばれます。
礼拝賛美が霊的賛美になって聖霊様の臨在が濃くなります。
聖霊様が来てくださるために賛美します。
平塚にいた時代は、優秀なピアニストがいましたので、彼がピアノを弾き始める、臨在が来ました。また、臨在が来るまで賛美を続けることもありました。今はピアニストがいませんので、平塚時代のテープを使っています。霊的賛美の典型的なすぐれた賛美が出来ていましたから、テープでも聖霊様の臨在は来ます。
歌う私たちは、『詩と賛美と霊の歌とをもって、互いに語り合い、主に向かって心を振りしぼって歌います。飢え渇きをもった賛美は本当に大切です。
聖霊様。あなたを歓迎します。ここに来てください。
聖霊様。私の心を満たしてください。
聖霊様は、求めるところには必ず臨まれます。
ハレルヤですよ。
心を尽くすことは、私の一部ではありません。私の全存在がをけて、アバ父＝お父さん。イエス様、聖霊様、今日礼拝出来ること感謝します。と、おしゃってください。
あなたは、イエス様に最大に用いられます。
あなたはそういう人です。
そいう存在者です。
あなたは、神の御国において有名人です。
神の御国においては、あなたは自分が考える以上に重要な人です。
何故ならば、あなた自身が神の御国だからです。
神の御国においては、あなたは「器」です。
聖霊様は、あなたを「器」として呼んでおられます。
マタイ25：34
34、さあ、私の父に祝福された人たち、世の初めから、あなたがたのために備えられた御国を継ぎなさい。
ヤコブ2：5
5、良く聞きなさい。愛する兄弟たち、神は、この世の貧しい人たちを選んで信仰に富む者とし、神を愛する者に約束されている御国を相続する者とされたではありませんか。
心を尽くして愛する。
あなたの感情、思いを、神様を愛するということに心を定めます。
あなたの感情、思いを神様に結びつけます。
そうすれば
何かが起こります。必ず、不思議が起こります。
病はいやされます。
奇跡が起きます。
絶望は希望に変わります。
悲しみは消えます。イエス様が慰めてくだいます。
あなたの涙をイエス様は知っておられます。
それを一言で言いますと、
『しるしと不思議と奇跡』です。
使徒2：22
22、イスラエルの人たち。この言葉を聞いてください。
神はナザレ人イエスによって、あなたがたの間で、力あるわざと、不思議と、証しの奇跡を行なわれました。それらのことによって、神はあなたがたに、この方の証しをされたのです。これは、あなたがた自身がご承知のことです。
23、あなたがたは、神の定めた計画と神の予知とによって引き渡されたこの方を、不法な者の手によって十字架につけて殺しました。
32、神はこのキリストをよみがえさせました。私たちはみな、そのことの証人です。
３3、ですから、神の右に上げられたイエスが、御父から約束された聖霊を受けて、今あなたがたが見聞きしているこの聖霊をお注ぎになったのです。
そして、それらすべては教会で起こります。
私たちの心がイエス様に向いているならば、聖霊様が必ず分かるようになります。イエス様は「求め続けなさい」と言われました。
この御言葉を信じて歩みましょう。
アーメン
神様を愛する感情、思いはどのように育てるのでしょうか。
時間を必要とします。時間がかかっていいですから安心してください。
聖霊様の速度があります。簡単なこと。単純なことです。
実は、聖霊様はあなたに合わせて速度を決めていますから安心してください。
聖霊様は、あなたを良く知っています。自分以上に知っていますよ。
将来は、自分では分かりませんが、聖霊様はご存じです。
みなさんは『預言の世界』を知っていますね。
重枝先生が預言をしてくださいました。
預言の世界を信じる者は聖霊様の特権中の特権者です。
アーメン
愛するみなさん。良く知ってください。
人生は決断です。人生は選択です。
私が尊敬する大和カルバリーチャペルの大川従道先生がいつも語っている言葉があります。
『人生は出会い決まる。』
『マイナスは必ずプラスになる。』
そうです。
私たちは、決断し選択しながら生きています。
あなたが選択するすべてのものに、自分の感情、思いを注ぎこんでください。
イエス様があなたの心を変えてくださいます。
人生は出会いで決まる。教会はそう云うところです。
十字架があるところには、必ず、奇跡が起きます。
アーメンですか。
ダビデは、神様を愛すると自分で決めました。
神様を愛すると決心したのです。
詩篇18：1～3
1、彼はこう言った。主、わが力、私は、あなたを慕います。
2、主はわが巌、わがとりで、わが救い主、身を避けるわが岩、わが神。わが盾、わが救いの角、わがやぐら。
3、ほめたたえられる方、この主を呼び求めると、私は、敵から救われる。
私たちの感情、思いは、私たちの人生の中で重要で、大きな力を持っています。
ですから、神様は、私たちの人生の中で、この「感情、思いの部分で愛されること」を望んでおられます。
この神様が私たちの人生に対して語っておられます。
ヨハネ15：16
16、あなたがたが私を選んだのではありません。私があなたがたを選び、あなたがたを任命したのです。それは、あなたがたが行って実を結び、そのあなたがたの実が残るためであり、また、あなたがたが私の名によって父に求めるものは何でも、父があなたがたにお与えになるのです。
ここを良く知っておかないと、世の価値観になってしまいます。
第二番目 ― 知性を尽くして愛する。
知性は、愛する力を高めます。
知性ある人になることは、人生を生きるために必要です。
エペソ4：22、23、24
23、またあなたがたが心の霊において新しくされ、
24、真理に基づく義と聖をもって神にかたどり造りだされた、新しい人を着るべきです。
アーメン
23節の「心の霊」とは「知性」を指しています。あなたの知性が新しくされるのです。
創造主は、ご自身の体と同じ形に人間を創造されました。真理、義、聖は 創造主のことです。
現代訳聖書です。
2２、こうして、イエスを信じたあなたがたは、生まれながらの利己的な性質をかなぐり捨てて、
23、新しい人に生まれかわったのである。
24、この新しい人というのは、失われた神のかたちの回復であって、キリストから与えられる正しさ聖さとを持ったまったく新しい人である。
パウロは語ります。
心静かに、イエス様はあなたの内面生活、内面の在り方を、心を新しくされるのですよ。
知性には霊がどれ程に働いているかを、知ってください。と。
知性の中に正しいものを入れましょう。
知性は、神様の愛を知る器官です。
聖霊様のことをもっと知りたいならば、聖霊様の本を読むことをお勧めします。
牧師が紹介します。
神様の真理を知るためには、知性を働かせなければなりません。
知性は無限の可能性をもっています。
可能性は人間だけに与えられた特権です。
この特権をいかに使うか。
いかに取扱いするか。
それはあなたの選択にかかっています。
私たちがハーベスト神学校に入学した時に、「教会論」を担当した教師は、韓国で有名な牧師だった方でした。
先生は言われました、
私は、韓国で親分と言われていました。
大きな教会で牧会していました。
しかし私は、糖尿病になり、心臓のバイパスがあと1本切れたら天に帰る身であることを言われていました。
先生の講義は、自分が失敗した牧師であることを言われ、その失敗を繰り替えさないようにと、失敗したことを講義の内容としていました。
私はけ謙遜ではなかった。誠実ではなかった。親分と言われていい気になっていた。
神様の愛を語る時、自分は語る資格がないと思った。
ですから、みなさん、謙遜であってください。誠実な牧師になってください。
私は、バイパスが1本切れれば死にます。私が日本に来た理由は、私の過ちを正直に語って伝えたいと思ったからです。
知性に溢れた牧師でしたが、自分の牧師人生を顧み、悔い改め続けていました。
先生の講義は貴重な学びでした。
人は失敗を語りたくありません。まして牧師ならば、真理を語る人ですから、多くの人々に霊的影響力を持つのですから、自分の失敗、、間違えを語ることは勇気がいることです。
先生は言われます。自分の最後の人生の使命はこれです。と。
これぞ知性！！
これぞ知性を持って神様を愛する姿です！
第三番目 ― 力を尽くして神を愛する。
力を尽くしてとは、⇒ 私たちが与えられている資源を持って、神様を愛することです。
その資源とは、⇒ 時間、お金、賜物、言葉、体力です、それらを使って神様を愛することを言っています。
教会に行くには『時間』を捧げています。
献金を捧げています。
賜物を捧げます。
奉仕者だけが、捧げるのではありません。
みなさんは「礼拝」を捧げています。
私たちは、力を注いで礼拝する時に、神様は喜ばれます。
あなたの時間を、お金を、言葉を使って人々を励まし、慰め、建て上げることは、私たちの最も重要な働きです。
マタイ6：19～21
19、自分の宝を地上に蓄えるのをやめさない。そこでは虫とさびで、傷物なり、また盗人が穴を開けて盗みます。
20、自分の宝は、天に蓄えなさい。そこでは、虫もさびもつかず、盗人が穴をあけて盗むこともありません。
21、あなたの宝のあるところに、あなたの心もあるからです。
アーメン
私は、説教でお金の話しは、十一献金以外何も話しません。
献金は、あなたの感謝の現れです。誰が幾ら献金したかも牧師は知りません。
誕生日が来たら、感謝献金、クリスチャンになった霊の誕生日は、感謝献金を捧げてください。
自分の宝を自分のためだけに使うならば、さびついてしまいます。
捧げることは、霊的礼拝の大切な一部です。
愛するみなさん
神様を愛することが出来るように人々を励まし、人々をイエス様へ導くために、力を用いた時、私たちは、イエス様を愛し、仕えることを決心しているのです。
しかし良く知ってください。
神様は何倍にもして返してくださいます。
しかし、良く知ってください。
神様のタイミングは、私たちは分かりません。
神様の方法でなさいます。
自分の世界を築くよりも、他の人々の領域を築くことに熱心であってください。
天に宝を蓄えるとはこういうことです。
あなたの宝のあるところに心もある。とイエス様が語られた言葉を受け止めて人生を生きるのなら、それこそ、さびのついていない宝をあなた自身が備えられるのです。
第四番目 ― 思いを尽くて愛する
私たちのアイデンティティーを、神様との関係に築くことに心を注ぐことです。
私たちは、一つの働きをすると達成感のようなものを感じるのです。
他人に評価されることはなおさら感じるでしょう。
悪いことではありません。
私たちが知りたいことは、イエス様に似姿になっていく、そういう人生を歩むことです。
平塚にいた時代にこういうことがありました。
イエス様はどこの国で生まれましたか。と質問したことがありました。
アメリカと答えました。
この方はまじめにそう思っていました。
この方がアメリカ人と答えたのには、それなりの理由があるのです。日本の教会は、アメリカ人の宣教師によって植えつけられました。
私も中学は聖学院というミッションスクールでした。聖書の時間があり、礼拝がありました。私はイエス様を信じていましたから、多くの役割がありました。感謝な学校生活を送りました。
ミッションスクールはそういう器たちの信仰の結晶です。感謝しなければなりませんが、日本の国にキリスト教という名前は土着していないのです。
また、私の教会の方ではありませんでしたが、夜、12時過ぎに、電話をかけてこられて、私が通う教会で、あなたは間違っていると言われて、私に確認を求めてきたのです。
「イエス様が、十字架に掛けられた時に、肉が裂け、血を大量に流されましたが、イエス様は神の子だから、何も痛くなく、苦しくもなかったですよね。という話でした。
イエス様を良く知らなければなりません。
イエス様は神の子でしたが、人間の形を取り地上に来てくださいました。私たちと寸分変わらない姿で地上に遣わされました。痛ければ、痛い、苦しい時は苦しい。笑う時は、笑う。私たちと同じです。
一つ重大なことがあります。イエス様はマリヤの胎に聖霊様がお入りになって、お生まれになりましたので、全く罪持っていませんでした。
ここが重要です。
イエス様が、十字架におかかりになる時、イバラの冠をかぶせられました！
兵隊からつばきをかけられました。悲鳴を上げる痛みでした！耐えがたいものでした！
ムチ打たれた時、足は痛み、からだ中に地が散乱しました。動くことが出来なくなりました！
大きな十字架を担いでビアドロローサの坂の階段を登る時に、ムチ打たれながら、もう歩く力さえほとんど失っていたのです。どれだけ苦しかったのでしょうか！私には想像出来ません！
大きな釘で両手に両足に打ち付けられた時、どうだったのでしょうか。想像も出来ません！
この苦しみを負うことが、私の、全人類の罪を赦すためであった。父なる神の人類救済の計画でした。歴史の中で生きた人々のすべての罪をイエス様に背負わせ、私の罪の身代わりになられた。このことが十字架でした！
これが父なる神様の御心でした。
誰のために。私のあなたの罪の全てを背負った、この人間の究極の苦しみを想像することが出来ません！
パッションという映画を見ました。
イエス様が十字架に掛かる一日を映像にしました。私は、確かに見ました。その苦しむ映像を見て、私の心は、只、言葉を失いました。
それでも私の感情は、イエス様の十字架への道を語る牧師として、想像出来ない苦しみだったと正直に思います。
神様は私たちに「霊の目」与えて下さいました。
聖霊様が地上に遣わされました。
霊の目で見るならば、私がいかに罪深い存在であるかを知るのです。
そんな愚かな人間の誰でも、イエス様を受け入れるだけで救われるのです。
イエス様は永遠の命をあなたに与えるために死なれました！
私は、声を上げて叫びたい。私たちが死ぬ時に、天国か地獄かどちらしかありません。天国を選んでほしいのです！
これが私の、正直な思いなのです。地獄のほうがいいと言えますか！
信じる者は救われます！
ですから、
私の思いが、世の価値においているか見直さなければいけません！
イエス様は弟子たちの足を洗いました。
愛と謙遜を生きたのです。
愛と謙遜は父なる神の御心です。
イエス様は、神様を愛する最高の模範です！
愛と謙遜を生きることの最高の模範です！
ピリピ2：6～8
6、キリストは、神の御姿であられる方なのに、神の在り方を捨てることが出来ないとは考えないで、
7、ご自分を無にして、仕える者の姿を取り、人間と同じようになられたのです。
8、キリストは人としての性質を持って現れ、自分を卑しくし、死にまで従い、実に十字架の死にまで従われたのです。
アーメン
あなたの思いをイエス様に全てを置くならば、聖霊様があなたを包み、おおい、あなたは救われます！
心を尽くし、思いを尽くし、知性を尽くし、力を尽くして神ある主を愛する人になることを追い求め、あなたの人生をここに定める喜びを見出す生き方を選び取るならば、聖霊様はあなたに何かを起こします。
それは、あなたの病を癒すのか、あなたの問題を溶かすのか。
単純になりましょう。
単純になることは、かえって難しいかも知れません。
それでも、単純になるのです。
牧師は単純です。
むずかしく考えません。
イエス様が今も生きていますから、それだけで十分です。
心を尽くし、思いを尽くし、知性を尽くし、力を尽くして神である主を愛する人になることを追い求めてください。あなたの人生は、しるしと不思議と奇跡が起きます。
祈ります。
愛する父なる神様、あなたの御名を賛美いたします。
今日は、イエス様が語られた、心を尽くし、思いを尽くし、知性を尽くし、力を尽くして、神である主を愛せよというあなたの御言葉の深みに迫りました。
単純な信仰を持てるように、あなたの導きを願います。私の人生は主が握っていますから、感謝いたします。私たちは、神様の愛を知らされています。あなたが御子イエス・キリスト様を世に遣わし、私の罪のために身代わりとなって死なれた。ここに救いの真実があることを学びました。
今週も、イエス様を見上げ、日々新しくされて生きることが出来るように、私に謙遜と誠実さをもって生きることを出来ますように導いてください。
マイナスは必ずプラスになることを信じます。
この祈りを主イエス・キリストの御名のよって祝福して祈ります。
アーメン
