201643日  礼拝メッセージ

        いのちある教会    使徒の働き1314

 

 

今日は、イエス様を見ながら、教会について学びます。

 

イエス様と共に行動した弟子たちが、どのようにして使徒となっていったのか。また、初代教会の指導者となっていったのか、しかも、偉大な巨人として、大胆にアガペーの愛、神の愛を人々に語り、勇敢に生きた人生に変えられたのかを学びたいと思います。

 

まず、イエス様が天に帰られる前に、弟子たちの前に現れて、言われました。

 

使徒13

3、イエスは苦しみを受けた後、40日の間、彼らに現れて、神の国のことを語り、数多くの確かな証拠をもって、ご自分が生きていることを使徒たちに示された。

4、彼らと一緒にいる時、イエスは彼らにこう命じられた。「エルサレムを離れないで、私から聞いた父の約束を待ちなさい。

5、ヨハネは水でバプテスマを授けたが、もう間もなく、あなたがたは聖霊のバプテスマを受けるからです。

6、そこで、彼らは、一緒に集まった時、イエスにこう尋ねた。「主よ。今こそ、イスラエルのために国を再興してくださるのですか。

7、イエスは言われた。いつとか、どんな時かということは、あなたがたは知らなくてよいのです。それは、父がご自身の権威をもってお定めになっています。

8、しかし、聖霊があなたがたの上に臨まれるとき、あなたがたは力を受けます。サマリヤの全土、及び地の果てまで、私の証人となります。

9、こう言ってから、イエスは彼らが見ている間に上げられて、雲に包まれて、見えなくなった。

10、イエスが上って行かれる時、弟子たちは天を見つめていた。すると、見よ、白い衣を着た人が二人、彼らのそばに立っていた。

11、そして、こう言った。「ガリラヤの人たち。何故天を見上げているのですか。あなたがたを離れて天に上げられたこのイエスは、天に上って行かれるのをあなたがたが見た時と同じ有様で、またお出でになります。」

12、そこで、彼らはオリーブという山からエルサレムに帰った。この山はエルサレムの近くにあって、安息日の道のりほどの距離であった。

13、彼らは町にはいると、泊まっていた屋上の間に上がった。この人々は、ペテロとヨハネとヤコブとアンデレ、ピリポとトマス、バルトロマイとマタイ、アルパヨの子ヤコブと熱心党員シモンとヤコブの子ユダであった。

14、この人たちは、婦人たちやイエスの母マリヤ、及びイエスの兄弟たちとともに、みな心を合わせて、祈りに専念した。

 

このようにして、祈り続けた時に、聖霊様が120人に臨みました。

 

 

2章の出来事が120人は弟子から、使徒に変えられました。

 

2:1

1、五旬節の日になって、みなが一つ所に集まっていた。と書かれてあります。

 

五旬節をギリシャ語でペンテコステと言います。”

 

2節からさらに読んでいきます。

 

2、すると突然、天から、激しい風が吹いてくるような響きが起こり、彼らのいた家全体に響きわたった。

3、また、炎のような分かれた舌が現れて、ひとりひとりの上に留まった

 

ここで「風」とは「息」を意味します。

神の息が、風となって、人々が耳で聞こえる響きをもって、聖霊様が下って来て、家全体を満たし、揺すぶったのです。そして、聖霊様が現れて、一人ひとりの頭の上に留まった。書かれています。

座ったのです。

 

ギリシャ語で、座った。留まった、着座されたいう意味です。

“火のような舌が一人ひとりの上に着座しました”

 

こういう光景を想像してみてください。

“具体的に目に見える形で聖霊の火が下り、神様の超自然的なみわざです“

 

 

4、すると、みなが聖霊で満たされ、御霊が話させてくださるとおりに、他国の言葉で話し出した。

 

弟子たちは、聖霊様からことばをいただきました。自分の意志とは関係なく、神のことばが口から出るという、しかも、何を話しているのか分からない。

しかも、ひとりひとり違うことばを語り出したのです。このことばを“異言”と言います。

 

異言はこの時から現代まで、また未来に至るまで続きます。

 

マルコ1617

17、信じる人々には次のようなしるしが伴います。すなわち、私の名によって悪霊を追い出し、新しい言葉を語り、

 

イエス様はここで『新しい言葉』を語りと、すでに語っていました。

 

5

5、さて、エルサレムには敬虔なユダヤ人たちが、天下のあらゆる国から来ていたが、

 

9節で、

9、私たちは、パルテヤ人、メジア人、エラム人、またメソポタニヤ人、ユダヤ、カパドキヤ、ポント、アジヤ

10、フルギヤとパンフリヤ、エジプトとクレネに近いリビヤ地方などに住む者たち、また滞在中のローマ人たちで、

 

このような他国にまたがって集まっていた人々の言葉を弟子たちが語り出しました。

 

この人々あらゆる国から集まった人々が自分に国の言葉の言葉で語りがしたことに、群衆は驚ました。

 

78

7、彼らは驚き怪しで言った。「どうでしょう。いま話しているこの人たちはガリラヤの人ではありませんか。

8、それなのに、私たちのめいめいの国の国語では話すのを聞くとは、一体どういうことでしょう。

ここで群衆がガリラヤの人々ではないか。なんであんな田舎者が語っているのか。

この言葉使いに注目したいのです。

ここにいる群衆は、ガリラヤ人を、「蔑視、偏見」を持っていました。

当時パリサイ人はガリラヤ人を粗野で教養のない人々とみなしていました。

 

あれは、ガリラヤ人ではないか、あの教養のない彼らが、何を言っているのか。という、そういう光景を思い描いてください。

 

それが一つ

 

もう一つは、ガリラヤ人には「なまり」がありました。弟子たちは、ガリラヤなまりです。

その中でもペテロはひどいなまりがあったようです。

 

イエス様が捕らわれていた時に、カヤパの宮殿でイエス様が群衆の前で尋問されていた時、ペテロはその官邸の中にはり込み、イエス様を見ていました。その時に、周りの人が、ペテロにこの男はあのイエスと一緒にいたではないかと、言われて、3回も問い出しされた時に、私は知らない、あの人とは何のかかわりはない。と言いました。この出来事はイエス様がすでに語っていたことで、鶏が鳴いた時ペテロは自分を情けなく思い、号泣しました。

簡単に見破られました。

 

関西弁、東北弁が日本にもあります。

日本では語る言葉がそれぞれの地方で違っても、偏見を持たれることはありませんが、この時代は違いました。

 

聖霊様は“舌の形”を取って“響きわたる音”を持って来られました。

 

牧師は、アメリカのペンサコーラ市にあるブランズビル教会にリバイバルが訪れた瞬間のビデオを持っています。

実際にブランズビル教会に行きましたが、その瞬間、伝道者のスティーブ・ヒルがメッセージをして、イエス様を信じる者は前に出るように、招きをしました。その時に、主任牧師であるキル・パトリックは“ゴ~~という音“を聞きました。音響装置が故障したのかと思い、スピーカーを見ていましたが、“ゴーという音はますます大きくなりました”スティーブ・ヒルは直ぐに聖霊様だと分かりました。彼は、アメリカにいる前にアルゼンチンのリバイバルの中で伝道していました。すぐに講壇から降りて、群衆に按手はじめました。キル・パトリック牧師は最初はスティーブ・ヒルのあとを付いて一緒でしたが、聖霊様だ!と分かり、講壇に戻り、聖霊様が来ました。聖霊の川の中に入るように呼びかけました。招きに応じた人は数人だったのですが、突然、群衆となって数千人が聖霊の川にはいりました。すると聖霊様の力で倒れていきました。キル・パトリック牧師は倒れて、4時間失神してしまいました。

 

 

そして、アメリカ中から、世界中からの人々が集まりはじめました。一回も宣伝していないのに、人々は集まって来ました。

 

 

アラスカに聖霊様が訪れた瞬間のビデオもあります。

当時、アラスカは“死の町”と言われるほど麻薬や自殺で満ちていました。教会はこの現実に懸命に祈り始め、その祈りが天に届いて、聖霊様が来られました。その時、礼拝中でした。“ゴーという音”が聞こえて来て、あまりに大きな音になるので、音響装置が壊れたと思い、スイッチを切ったのですが、テープは回り続けていたのです。このことに気が付いた兄弟が、“テープを再生すると、”「電源を切ったのに、ご~~という音が入力されていたのです」すると間もなく教会に人々が群衆となって訪れました。その時からアラスカの、死と自殺の町が、喜びの町に変えられました。

 

 

フィジーという国は、数々の島で国を形成しています。この国は、海は死の海のように魚はわずかで、小さな魚だけしか取れず、果物もわずかで小さいものばかりでした。フィーは、大統領が暗殺され、暴動が起きて、独裁者が現れ、暗黒の国となっていました。教会の人々は泣いて、叫んで祈りを捧げました。その祈りが天に届き、海の中から“巨大な火の柱”が天昇って行くのを一人のクリスチャンが見たのです。その瞬間、死の海が変えられ、巨大な魚が群れとなって集まり、海は清い世界になり、不毛の地から、さまざまな果物の実が取れるようになりました。大統領がクリスチャンンになり、国を治め、平和が訪れました。

 

これらのリバイバルは、“神様の超自然的なみわざ”です

 

私たちの教会に聖霊がリバイバルとして来られる時、どういう形で訪れるのでしょうか。私には分かりません。しかし、分かることは”超自然的な形“であることは確信を持って言えます。

 

ハレルヤ

さて、エルサレムには多くの人々が集まっていました。

 

10節の「いろいろなことばで語った」ということばは、“グローササイス”いうギリシャ語で、異言、舌を意味されています。異言はイコール舌です。

ですから、神様の言葉があることはみなさんが分かってほしいと思います。

 

アーメン

 

 

人々は驚き、彼らはぶどう酒で酔っ払っているのだと言う人々がいました。

 

12、人々はみな、驚き惑って、互いに「いったいこれはどうしたことか」と言った。

13、しかし、ほかに、「彼らは甘いぶどう酒に酔っているのだ。」と言ってあざける者たちもいた。

 

そういう状況の中で、聖霊様に触れられたペテロは偉大な使徒としての働きをはじめました。

 

群衆に向かって言いました。

 

14、そこで、ペテロは11人とともにはっきりとこう言った。「ユダヤ人の人、並びにエルサレムに住むすべての人々。あなたがたに知っていただきたいことがあります。どうか、私の「ことばを耳を貸してください。

15、今は9時ですから、あなたがたが思っているようにこの人たちは酔っているのではありません。

 

このペテロのことばは、力強い“宣言”です。

宣言ですから、ちから強い、権威に満ちたことばでした。

 

あの臆病なペテロは、大変身して、ここにおられるすべての方々よ!!

と言ってヨエル書の御言葉を引用して大説教をはじめました。

 

ハレルヤ

 

16、これは預言者ヨエルによって語られたことです。

17、終わりの日に、私は霊を注ぐ。

すると、あなたがたはの息子や娘は幻を見、

老人は夢を見る。

18、その日、私のしもべにも、はしためにも、

私の霊を注ぐ。

すると、彼らは預言する。

19、また、私は、主の上は天に不思議なわざを示し、

下には地にしるしを示す。

それは、血と火と立ち上る煙である。

20、主の大いなる輝かしい日が来る前に、

太陽は闇となり、月は血に変わる。

22、イスラエルの人たち。このことばを聞いてください。

神はナザレのイエスによって、あなたがたの間で

力あるわざと、不思議なわざと、証しの奇跡を行なわれました。

それらのことによって、神はあなたがたが自身がご承知のことです。

 

16節の「終りの日」とありますが、「終末時代」のことです。

 

重要なことは、

ペンテコステの日から“初代教会”が生まれたことです。

 

 

教会をギリシャ語で“エクレーシア”と言います。この意味は、

 

“キリストによってこの世から召し出されて一つに集められたキリスト者の群”と云う意味です。

 

イエス様は言われました。

マタイ633

33、神の国と、神の義をまず第一に捜し求めることが、何にも勝ってこれが一番なのです。

 

マタイ1228

28、私が神の御霊によって悪霊どもを追い出しているのなら、もう神の国はあなたがたのところに来ているのです。

 

愛するみなさん

 

パウロは語りました。

 

ピリピ37

7、しかし、私にとって得であったこのようなものをみな、私はキリストのゆえに、損と思うようになりました

8、それどころか、私の主であるキリスト・イエスを知っていることの素晴らしさのゆえに、いっさいのことを損と思っています。私はキリストのために全てのものを捨てて、それらをちりあくたと思っています。それは、私には、キリストを得と思う。

 

私たちも同じように、この世の中で生きる基礎をイエス・キリストに目を留め、この世の得と思えていたことが、損と思うようになりました。私の人生の歩む中で、あの人は何かが違う。何かが輝いている。そう思われるようになる。京子先生はいつも言っていますね。

 

良く知ってください。

 

悪霊どもは、クリスチャンにだけ攻撃をするのです。

アバ父とイエス様と聖霊様の中にいるとは、悪魔悪霊どもとまったく正反対なのです。

 

世は支配下にありますから問題ありません。悪霊追い出しをするのは、クリスチャンだけです。ですから、クリスチャンを根絶やしにしようとしています。ではどのようにするのでしょうか。

 

“教会を分裂”させるように誘導します。

 

私たちの心の中から“疑い”を植え付けようとします。

神には不可能はありません。あらゆることは可能です。

ここを疑わせるのです。

 

“神は不可能を可能にするお方です”

 

マリヤの胎にイエス様を聖霊様が宿った時、マリヤは告白しました。

“神には不可能かことは一つもありません。

 

この信仰に疑いを持たないでください

 

悪霊どもは、一気に心を壊そうとはしません。じわじわと攻めて、いつの間にか、知らぬ間に、疑いをもっても不思議に思わないようになっていくのです。

 

ですから、クリスチャンは教会の礼拝を大切にしないといけません。

 

アーメンですか。

 

今は悪い時代です。

悪い時代に生きています。

終末の時代であることをしっかりと覚えていなければなりません。

終りの時代です。

 

教会は働く使命があります。

イエス様は救いを人々に伝える使命を帯びています。

 

ここから、“教会”について学びます。

 

教会の第一番目

 

“教会は神様の愛を現す場所です”

 

人々が神様の愛を知って、自分の家で、また、働く中で、アガペーの愛を現し、“証し”出来るようになるために教会はあります。

 

夫婦、親子という最少単位をおろそかにして教会を語ることは出来ません。常に悔い改める自分であるということです。クリスチャンはイエス様を信じましたから、神様を悲しませることがあったらなら、すぐに、悔い改めましょう。

 

“神様の愛が教会の中にみなぎっているならばエクレーシアです“

“家族の中で神様の愛が現されることを心に留めてください”

 

教会の第二番目

 

“教会は神の御国を現し、人々にイエス様の永遠の命に導く最前線です”

 

教会の第三番目

 

“教会は霊の家です”

 

クリスチャンは外面ではなく、内面、内側を見る者です。内側が栄養失調に痩せ衰えていたら、聖霊様の力、ご臨在、油注ぎを受けて、信仰を回復、修復あさせる役割を果たします。教会は霊で満ちていなければなりません。

 

教会の第五番目

 

“教会は病院です”

 

この世は二重生活で溢れています。

家の中の自分の顔と外の顔が違う。これは日本では当たり前です。二重人格です。それは悪霊が人々をほしいままにして人々を縛っているからです。この縛りをほどく役目は教会に託されています。

 

ヤコブ168

6、ただし、少しも疑わずに、信じて願いなさい。疑う人は、風に吹かれて揺れ動く、海の大波のようです。

7、そういう人は、主から何かをいただけると思ってはいけません。

8、そういうのは、二心のある人で、その歩む道はすべてにおいて安定を欠いた人です。

 

教会はこのような人々が正しく、神様の愛を知り、立ち帰る役割を果たしていきます。

 

教会の第六番目

 

“教会は軍隊です”

 

暗闇の力と対決します。

悪霊は99・99パーセントの日本人を支配下に置いています。

のこりの0・1パーセントがクリスチャンです。

悪霊との戦いをしないならば、悪魔悪霊どもに支配権を渡してしまうのです。

 

教会は、人々が暗闇の支配から解放されたならば、皆、大喜びでします。

 

教会の第七番目

 

“教会は神様の霊によって、不可能を可能にすることを現す存在です”

 

使徒の働きの時代は、クリスチャンが祈る時、一人ひとりを励ましました。

 

“初代教会を現代に現すことが重要です”そして、終わりの時代、このことが最も重要です。

 

現代の日本の聖霊様の働きを発信している“ハーザー”から多くの学びが与えられています。昨年の市民クリスマスのことで、ハーザーの笹井奈緒子さんが教会に訪れましたね。突然の訪問でびっくりしましたが、そのことゆえに、聖霊派の教会は、この清水の地が日本中に知れ渡りました。

 

クリスチャンは謙遜になり、誠実になり、新しい領域へ向かいます。

 

6月15日にマルコーシュ・パブリケーションの笹井奈緒子さんのご主人、笹井大庸さんが天に召されて3年で、記念会に招待されています。チェ・アンと云う、世界の使徒の役割をされている牧師が招待されて、チェ・アン聖会が開かれます。東京の広尾の教会で開催されます。

牧師は沢山の聖会に参加します。

みなさんの信仰を豊かにしたいからです。

 

祈ります。

 

愛する父なる神様、あなたの御名を誉めたたえます。

今日は、教会が初代教会になることを学びました。あの臆病であったペテロが、聖霊様の力を受けて、偉大な使徒にされたことを学びました。私たちの教会はまだ小さな教会ですが、主が祝福されてくださっていることを信じ感謝いたします。私たちは、お互いを必要としています。主のある交わりを求めています。悪魔悪霊どもが、“分裂”をさせようとしていることを知っています。どこの教会も同じです。神には不可能を可能にする唯一にのお方です。信じます。主よ、私たちが今週も主の御言葉に寄り添い、主の御言葉の中で生きることを感謝し、喜びを感じるように、ひとりひとりを守ってください。

主は素晴らしいお方です。この素晴らしいお方を世に紹介するために、主が教会を備えてくださいました。感謝します。どうぞ、毎日が謙遜で誠実な姿勢でアガペーの愛に生きることが出来ますように、導き守ってください。

この祈りを主イエス・キリストの御名によって祈ります。  アーメン